Oikonです
外資系企業でITエンジニアをやっています
今回はよく聞かれる「外資系企業で英語ができた方がいいか」についてお話しします
- 英語ができなくて外資系企業でやっていけるか不安
- 外資で英語力はどれくらい必要?
- そもそも仕事でどれくらい英語を使うの?
みなさんのこれらの疑問は、この記事を読めば解決されます
この記事で伝えたいメッセージは、
- 英語力は最低限で問題ない
- 仕事で英語を使う場面・人は限られている
- 英語力があればチャンスや選択肢は増える
ということです
外資系IT企業の現役社員だから知っている具体的なことも書いています!
ぜひ最後まで読んでください!
外資企業が見ているのは最低限の英語力
「外資系企業で必要な英語力はどれくらいでしょうか?」

よくある質問ですね…
外資系企業の中にいる私なりの英語力についての結論は
です!
では最低限の英語力とはどのようなものか、英語スキルの優先度順に見ていきましょう
英語スキルの優先度
優先度①:読む(Reading)
外資系企業で最も使う英語の能力は「読む(Reading)」です
外資系企業は本社が別の国にあるため、海外からの指示やメールやニュースレターが来ることが非常に多いです
米国企業のCEOからのニュースレターも多くの場合は英語です
また外資系本社の製品を営業したり、エンジニアがローカライズする場合も、英語のドキュメントを読んで理解する必要があります
機械翻訳やAI翻訳が発達してきたとはいえ、一次情報を英語でそれなりに読める方がいいです
そのため最低限、翻訳をした内容が合っているか英語の文章と照らし合わせて判断する能力は必要だと思います
優先度②:聞く(Listening)
外資系企業で「聞く(Listening)」能力は、読む能力に次いで使うと思います
直接外国人と話すことはなくても、自社と他者問わず情報収集する際に英語を聞く力が必要になる場面があります
また英語の会議や動画を見る場面も、仕事や社内研修でちょこちょこあるので、ある程度聞けた方がいいです
とはいえ全てを理解すると言うよりは、単語を拾って大意を掴める能力が最低限あれば問題ないと思います
優先度③:書く(Writing)
「書く(Writing)」能力もそこそこ仕事で使います
正直、英語を聞く能力とどっちの優先度を上にするか迷ったくらいです
ただ仕事の中でほぼ英語の文章を書くことがない職種の方も、外資系企業にはいらっしゃるので優先度③としました
英語で文章を書くのは、メールを書いたりや社内SNSツールを使う時でしょうか
あとは最近ではChatGPTやClaudeなどの生成AIを使用する際に、英語でプロンプトを入れた方が上手く行くことも多いですね
職種によっては英語でそれなりの資料や文章を作成する場面もありますが、多くの場合は優先度が低くなります
優先度④:話す(Speaking)
私は外資系企業において「話す(Speaking)」能力の優先度が最も低いと思います
多くの外資系社員は、仕事で英語を話す場面はとても少ないです
営業・コンサルタント・SE(システムエンジニア)・事務
上記の職種は外資本社の製品を日本に売り込み、日本のお客さまと仕事をする機会の方が多いためです
一方で、以下の職種は逆に英語で話す場面がとても多いです
英語で話す場面が多い職種
- エンジニア(製品開発・サポート)
- 研究職
- 役員
これらの職種は、外資本社や海外のメンバーともやり取りをして仕事を進めることが多いです
英語のミーティングや発表なども日常的に行われるため、これらの職種は英語を話す能力はある程度あった方がいいと思います
新卒も転職もTOEICを気にしすぎない方が良い
「TOEICは何点くらい必要ですか?」
という質問をよくいただきます
特に新卒で入社を目指している方から聞かれることが多いですね
私としては、
と思っています
もちろん書類選考などがある場合は、最低限の英語力を示すためにTOEICは使えます
逆に言うと、英語力が示せればなんでもいいと思っています
ちなみに私はTOEICの試験を受けたことがないですが、外資系にいます
TOEFL(トーフル)という別の英語スコアを持っていたことと、海外に単身1ヶ月行ったエピソードを話したりしました
つまりTOEICはあくまで一つの英語力の指標にすぎず、英語力を示せるのであれば他のものでも問題ないと思っています



TOEICはみんな知ってるからね
それでもTOEICの点数が気になるのであれば、700点くらいが一つの目安と言われたりしているようなのでそこを目指すといいのではないでしょうか
外資系企業には英語スキル向上のプログラムや機会を提供している会社も多く、入社後に英語力を伸ばすこともできるので気にしすぎない方がいいです
英語ができればチャンスが多いのも事実
ここまで英語は最低限で良いと言ってきましたが、
もちろん英語ができるに越したことはありません
外資系企業はスキルや能力がある人材には、チャンスと選択肢を与えてくれることが多いです
英語ができると
- 英語を使う職種への昇格
- 海外出張の機会
などのチャンスをもらえることも多いです
私の所属している外資系企業でも、英語のできる友人が海外出張の機会をもらっていました
英語ができるとチャンスや選択肢が多い、という事実は知っておきましょう
【職種別】英語力が必要な場面
英語の優先度の話で、職種によって英語を使うかがある程度決まると話しました
ここでは具体的に職種別の英語力が必要な場面を見ていきます
全職種共通
全職種共通で英語を使う場面は、
- メール
- 社内ニュースレター
- 社内SNSツール
- 本社に問い合わせる
- 時々来る海外の人と話すとき
などが挙げられます
ぶっちゃけ英語の文章を「読む」ことが大半です
一般の翻訳ツールなどは機密保持の観点で推奨されていない企業が多いため、最低限の読む能力が必要なくらいです
営業・コンサル・SE
営業・コンサルタント・SE(システムエンジニア)は専門的な場面で英語を使うことになります
- 英語の製品ドキュメントを読む
- 英語のプレゼン資料を作る
などが主な場面です
さらに優秀な営業とコンサルタントは海外の社員との窓口にもなったりするため、英語を使う場面が増えます
エンジニア(開発・サポート)・研究職
より専門的な技術職は英語力が求められる場面が多いです
- 英語の製品ドキュメントを読む
- 英語のプレゼン資料を作る
これらに加えて
- 社内SNSツールでやり取りを頻繁に行う
- 開発した製品のドキュメントを書く
- 海外の人とミーティングで話す
など英語を使う機会が多いです
もちろんネイティブレベルで英語ができる必要はないです
特に海外の人は色々な国の訛りのある英語に慣れているので、気にする必要はありません
どちらかというと明確に意見を英語で主張することのほうが重要になります
まとめ:英語力は最低限でも問題ないが、職種によって異なる
今回は、「外資系企業って英語力は必要なの?」というトピックについて話しました
基本的には、
- 英語を読むことが大半
- TOEICの点数も最低限で良い
- 英語力があったほうがチャンスが多いのも事実
という話を現役社員の目線でお伝えしました
また外資系企業の中の職種によっても英語を使う機会の多さは異なり、
エンジニア・研究職といった海外と一緒に仕事をする機会が多い専門職の方、英語を使用する機会も多くなります
ここまで英語力の話をしてきましたが、
最低限の英語力で外資系企業で仕事はできます
現在の英語力が気になるのであれば、入社の前や後でも英語力を伸ばす機会はあります!
がむしゃらになる必要はなく、自分に必要な英語力を見定めましょう
この記事が参考になれば幸いです
ではまた!
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