Oikonです。外資系企業でITエンジニアをやっています
普段のエンジニア業務の中では海外のメンバーと一緒に英語で仕事をしています
エンジニアは英語を使えるとメリットがあるのですが、多くの方は英語の重要性に気づいていないです
- 英語が苦手
- 英語の勉強法が知りたい
- エンジニアで英語力を上げたい
みなさんはこのように感じていないでしょうか
この記事では以下のことについて、英語を仕事で使用しているエンジニアの目線から説明したいと思います
- なぜITエンジニアは英語学習が必要なのか
- 英語力を上げる唯一の方法
- 具体的な英語の学習方法
ちなみに英語力を上げる唯一の方法だけ先にお伝えします
英語に触れる量を圧倒的に増やす
この結論に尽きます
一見、脳筋に見えますがこの方法が有効であることをこの記事では説明します
目次
なぜITエンジニアは英語学習が必要なのか
まずなぜITエンジニアに英語力が必要なのでしょうか?
個人的に以下の大きなメリットが2つあります
①:最新技術に触れることができる
新しい技術が日々出てくるIT業界の中で、エンジニアは知識と技術をアップデートする必要があります
一方で最近の技術革新の流れは非常に速く、関連する技術の情報もすぐに古いものになります
海外発の技術の場合、情報の多くは公式ドキュメントか解説の動画ですが大体のものは「英語」です
自動翻訳技術でも専門用語や文脈を正しく訳せるほど完璧ではないです
英語力があれば常に最新の技術情報に辿りつくことができます
②:仕事の幅が広がる
英語力があるITエンジニアは仕事の幅が広がります
具体的には、
英語ができるITエンジニアのメリット
- 業務内容の幅が広がる
- 仕事をする場所を選ばなくなる
このようなメリットがあります
日本人のエンジニアは英語を学校で学びますが、多くの日本人は仕事で活かす勇気や方法を持っていません
もし英語力があれば他のエンジニアができない仕事でも率先して引き受けることができます
また英語力があれば海外から仕事を引き受けることも可能です
アメリカの仕事を引き受けて日本で働くような、場所を選ばない働き方をすることができます
英語力を上げる唯一の方法
エンジニアに限らず英語力を上げる唯一の方法をまずは紹介します
日常で英語に触れる回数を圧倒的に増やす
これを徹底的に実践することが英語力の向上の近道です
では具体的にどう実践するのか?
多くの日本人は文法を学生時代にしっかり学んでいるので、基礎英語力は十分ある方が多いです
それでも英語ができないと感じる理由は、日常的に英語を使っていないせいで英語を特別視して苦手意識を持っているためだと私は思います
たとえば免許を持っている人でも、普段運転していない人が車を運転するのは怖い・苦手という意識になりますよね
車の運転と同じで英語も普段使わなければ苦手意識を持つようになります
試しに普段の生活を思い返して英語に触れる回数を数えてみてください
具体的に英語に触れているシーンが思いつかない人も多いでしょう
逆に、日常で英語に触れる回数を徹底的に増やせばこの苦手意識もなくなっていきます
- iPhoneの設定言語を英語にする
- 映画は必ず字幕で見る
- 英語で検索をする
これくらいのことから始めて、日常に英語があるのが当たり前にしていくのがまず第一歩です
具体的な英語の学習方法
ここからはエンジニアが日常で英語により濃く触れるためにできることを紹介します
具体的な英語の学習方法
- 日常業務で英語を使う
- 技術系のPodcastを聴く
- 英語のアプリで勉強する
それぞれ具体的に説明していきます
1. 日常業務で英語を使う
エンジニアが英語に触れる機会を増やす一番手っ取り早い方法は、日常業務で英語を使うことです
具体的には以下のようなものが挙げられます
- 技術をググるときには英語
- 英語の製品ドキュメントを読む
- プログラムを英語で書く
一つずつ簡単に解説します
①:技術を検索(ググる)ときは英語で検索をするようにしましょう
これには明確なメリットがあって、技術やエラーログなどの情報は日本よりも海外の方が圧倒的に多いです
日本にもQiitaのような技術記事サイトがありますが、海外のStack Overflowなど方が投稿数が圧倒的に多いため探している情報にヒットしやすいです
仕事の効率も良くなるのは大きなメリットです
②:英語の製品ドキュメントを読むようにしましょう
製品のドキュメントを読むときは英語で読むようにしましょう
最近では日本語のドキュメントも提供しているところが多いですが、翻訳がイマイチなことも多いです
英語のドキュメントの方が優先してアップデートされることが多いのも事実です!
製品の最新バージョンの情報を仕入れるためにも、英語で製品ドキュメントを読む癖をつけましょう
Macは分からない単語を三本指タップなどで辞書検索できるのでおすすめです
③:英語でプログラムを書くようにしましょう
コードを書くときもコメントアウトは英語で書くことを心がけるといいでしょう
これには以下のような効果があります
英語でプログラミングする効果
- 英語でコメントアウトを考えることで、適切な関数名をつけることができる
- AIモデル(LLM)がプログラムを理解しやすい
コメントアウトを英語で考えることで、このプログラムはどういう動きをするか考えることになります
そこで調べた英語の動詞などを関数名につけることで、プログラムの命名の技術が上がります
また近年ではAIを使ったプログラミングが盛んで今後ますます発展していくでしょう
その際にAIにプログラムを正しく理解してもらう必要があり、英語のみでプログラムを書く方がAIとのコーディング(Vibe Coding≒AIペアプログラミング)が効率的になります
2. 技術系のPodcastを聴く
技術系のPodcastを聞き流すのも個人的におすすめの英語の学習方法です
いきなりPodcastを聴くのは難しいと思うかもしれませんが、技術用語は日本語も英語も共通しているものが多いため、案外なんとなく理解できたりします
技術系のPodcastで英語を学ぶことにはメリットがいくつかあります
技術系Podcastのメリット
- 最新の技術トレンドを追うことができる
- 電車の移動中などで聴き流せる
- 英語に触れる時間が長くなる
Podcastの中には毎日コンテンツが更新されるものがあり、最新の技術トピックを扱っています
またPodcastの特徴として電車などの移動中に耳で技術の勉強することができます
移動中聞くことにより英語に触れる時間を1日の中で長くすることができるのも大きなメリットです
Podcastを1つ紹介するとしたらSoftware Engineering Dailyがおすすめです
毎日更新されるソフトウェア開発の幅広いトピックを扱ったインタビュー型Podcastです
YouTubeにも公式チャンネルがあり、最新技術や業界動向をエキスパートの視点で深掘りしています
3. 英語アプリ
より本格的に英語を勉強したい方は、英語アプリを入れることもおすすめです
最近の英語アプリはかなり優秀でAIを使ってリアルタイムに対話ができるものがあります
SpeakはOpenAIと提携しており、発音や文法、表現のミスなどを高速で認識しリアルタイムでアドバイスをくれます
(クリックでサイトに飛びます)
さながら外国人英会話教師と話しているかのようにスマホを使って英語学習ができます
また技術者というバックグラウンドを伝えることで、技術系の会話をしてくれるようになります
とにかくたくさん英語を話す練習ができるので、日常的に英語をアウトプットをしたい方にとてもおすすめです!
まとめ:エンジニアは英語に触れる時間を長くして仕事の幅を広げよう
この記事ではエンジニアが英語を学ぶべき理由と学習方法について紹介しました
英語が使えるエンジニアは年収も高くなりやすいです!
また具体的にエンジニア向けの英語学習方法も紹介しました
具体的な英語の学習方法
- 日常業務で英語を使う
- 技術系のPodcastを聴く
- 英語のアプリで勉強する
とにかく英語学習は
英語に触れる量を圧倒的に増やす
これが一番大事です!
1日の英語に触れる時間をできるだけ長くしていけば、自然と英語に抵抗感がなくなっていきます!
ぜひ頑張ってください!
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この記事がみなさまのお役に立てれば幸いです!
ではまた!
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