
外資系企業のITエンジニアの働き方:リモートワークからハイブリッド

Oikonです。外資系企業でITエンジニアをしています
僕が外資系IT企業に入った理由の一つが、自由に働くことができる環境であることが挙げられます
- 外資の働き方って?
- フルリモートで働けるの?
- 裁量労働というやりがい搾取は存在する?
みなさまのこのような疑問はこの記事で解決されます
近年の外資系IT企業はハイブリッドワークが主流であり、職種によって労働時間の形態が異なります
このことについて詳しく紹介します

実際に外資系IT企業で仕事をしている私が、エンジニアの働き方の具体例を紹介します!
ぜひ最後まで読んでみてください!
なおこの記事はYoutubeでもPodcastとして配信しています
目次
近年の外資ITエンジニアの働き方
外資IT系企業のエンジニア職は2020年以前でも多様な働き方ができました
特にソフトウェアエンジニアの働き方は自由度が高かったです
2020年以前の働き方
- 出社
- リモ ートワーク
これら2つを組み合わせて週の半分くらいは、在宅勤務をしていました
2020年のCOVID-19 パンデミックが起きた際も、元々リモートワークをする下地が整っていたため全く問題なくフルリモートワークに移行しました



私もおよそ約2年半(789日)出社していませんでした笑
流れが変わったのは2023年頃です
GoogleやAmazonといったBigTechの多くが出社を推奨するようになりました
フルリモートを実施したことで、生産性の低下とコミュニケーションの問題が顕著になったためです
そのため近年はReturn to Officeの流れが強まり、出社を推奨している企業も多いです
1週間のうち出社日をチームで決めることも多く、出社とリモートワークを合わせたハイブリッド勤務が多くの外資系IT企業の主流となりつつあります
外資の働き方:働く場所
近年の外資系IT企業の働き方として、3つの働く場所があります
場所についての働き方
- 出社
- リモートワーク(テレワーク)
- ハイブリッドワーク
それぞれについて詳しく紹介します
①:出社
コロナ禍のフルリモートへの以降のあと、一部の外資系IT企業ではReturn to Officeという出社回帰の動きが見られています
- Googleは2023年から「週3日オフィス」を全社標準にしました
- Amazonは週3日出社の方針を出し、2025年に週5日に変更し始めています



日本法人もその影響を受けて出社を推奨する流れも強まりつつあります
これらの出社回帰の目的は以下の2つです
出社回帰の目的
- 生産性の向上
- コミュニケーションの促進
コロナ禍のフルリモートを通じてリモートワークの課題が浮き彫りになったため、BigTechをはじめとした多くの外資系IT企業が出社を見直し始めています
②:リモートワーク(テレワーク)
外資系IT企業ではもともとリモートワークの文化が根付いている企業も多かったです
コロナ禍になってもスムーズに仕事のやり方を変えることができました



現在になってもリモートワークを継続している人や企業もあります
出社回帰の流れの中でも、以下のような人たちはリモートワークをしていることが多いです
フルリモートが多い方々
- 家庭の事情で出社できない方
- 遠方に住んでいる方
- 身体的ハンデを持っている方
外資系企業は個人を尊重する文化のところが多く、上記のようなケースでは柔軟にリモートワークを選択することも可能です
③:ハイブリッドワーク
アフターコロナでは出社と在宅勤務を組み合わせたハイブリッドワークが主流になりつつあります
ハイブリッドワークは、出社とリモートワークを組み合わせるだけでなく貸しオフィスなども含むケースもあります
ハイブリッドワークのメリットをいくつか紹介します
ハイブリッドワークのメリット
- 生産性の向上
- 適度なコミュニケーション
- 不要なオフィススペースの削減
- 働き方を選択できる満足度の向上
これらは全体として企業と社員の希望の折衷案をとってるようなイメージになります



私の企業でも現在はハイブリッドワークをしている人が多いです!
外資系IT企業は特に成果主義であるため、個人のパフォーマンスを最大限尊重し、強制的な出社を要求しないこともハイブリッドワークが主流になっている要因です
外資の働き方:働く時間
外資系IT企業のエンジニアは、通常の定時の働き方の他にも以下のような勤務形態があります
時間についての働き方
- フレックス勤務
- 裁量労働勤務
これらについてそれぞれ詳しく説明します
①:フレックス勤務
フレックス勤務はコアタイムという時間が決められていて、その時間以外は前後に自由にずらすことができるような働き方です
例えばコアタイムが11時から15時で8時間勤務(休憩1時間)の場合、以下のような働き方が考えられます
- 7時から始まり15時に退勤
- 11時から始まり19時に退勤
フレックス勤務の良いところは自分の生活リズムに合わせて業務時間を設定できる点です



満員電車の時間を回避できることなどが挙げられます
またコアタイムがあるような場合でも、病院や子供の迎えなどは業務を中断して良い企業もあります
②:裁量労働勤務
裁量労働勤務と聞くとやりがい搾取と思われる方も少し前までいたかもしれません
外資系IT企業においては割とこの働き方は理にかなっています
外資企業はジョブ型や成果主義を重視する企業が多く、成果物に重きを置いています
そのため時間で労働時間を決めるよりも、ある期間内に成果物を出すという働き方の方が企業体質に合っていることが多いです



ちなみに私も裁量労働勤務です
裁量労働勤務は残業代が出ない代わりに見込み残業代という手当が毎月出ます
そのため任された仕事を早く終わらせることができるほど、時間あたりの単価は高くなります
人によって向き不向きがある働き方ですが、外資系IT企業のエンジニアの働き方の1つです
例:具体的な働き方


実際に外資系IT企業でエンジニアとして働いている私を例に具体的な働き方を紹介します
私は以下のような働き方を組み合わせています
ハイブリッドワーク + 裁量労働勤務
基本的には週3日出社してチームメンバーとディスカッションをして、残りの2日で作業をすることが多いです



これらに加えて定期・不定期で海外とのミーティングが朝8時や夜10時に入ります
自分のために働く時間をざっくりと決めていますが、急用が入ったりする場合は適宜仕事を抜けることも多いです
任された仕事の時間が足りない場合は夜まで働くこともありますが、ソフトウェア開発の仕事は楽しいのでそこまで苦じゃないです笑
まとめ:外資系IT企業のエンジニアの働き方の自由度は高い
この記事では外資系IT企業のエンジニアの働き方について紹介しました
エンジニアの働き方は場所と時間に分けられます
場所についての働き方 | 時間についての働き方 |
---|---|
・出社 ・リモートワーク ・ハイブリッドワーク | ・フレックス勤務 ・裁量労働勤務 |
近年の外資系IT企業はハイブリッドワークが主流であり、職種に合わせてフレックスや裁量労働勤務などが採用されます
外資系企業は個人の働き方を尊重する文化があり成果主義でもあるため、働き方をある程度個人に委ねていることが多いです



責任も多いですが、日系企業よりも人によっては外資系企業の方が働きやすい人も多いです
もし今よりも自由な働き方を求めるのであれば、外資系IT企業は一つの選択肢に入ると思います
以下の記事では外資系IT企業の転職活動を始めることについて書いてあるのでぜひ読んでみてください!
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ではまた!
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